Zemaitis 1980 E/G 6st SUPERIOR
ボディー・バインディングに見えるのは、歴戦の傷跡。演奏によりエッジの塗装がはがれてのルックスである。俗に「スチューデント・モデル」と称されるナチュラルトップは、その音の良さとコスト・パフォーマンスの高さで人気がある。このギターは、購入後にヘッド・プレートが追加され、テール・ピースがトニー本人の手によりアップ・グレードされているが、もともとは、Zemaitisとフルでエングレイヴされた、長めのロッドカバーが搭載されていた。シンプルなロックン・ロール・ギターのルックスとおり、図太くストレートなハンバッカー・サウンドが楽しめる、ベーシックな1980年のゼマイティス。パーリーやメタルと比べ飾り気がない分、音重視の作りと耐久性が特徴。
三代目のオーナーによって追加されたテールピース
ロンドンっ子らしいパイレーツのモチーフ
スーペリアでも細部にこだわる
Traces of old battle wounds on body binding. Scratched edge coating through hard use. So-called “Student Model”, these natural tops are popular for their rich sound and cost-performance. Currently fitted with a head plate and a tailpiece upgraded by Tony, the original used to have a longer rod cover with “Zemaitis” engraved in full. No-frills rock&roll guitar, giving a solid and straightforward humbucker sound. Less decorated than Shell-Top or Metal-Top, sound quality and durability come first for this 1980 basic model.
ダニー入魂のヘッドプレート
バーチカルなZemaitisはレア