Zemaitis 1984 E/G 6st CUSTOM DELUXE
ロン・ウッドの愛器として有名なラウンド・ディスクは、ゼマイティスのTop of the Lineとして、ギターフリークでなくとも、見たことを記憶している、印象的なデザインだ。生涯で10本も作られなかったこのギターは、向かって左側のカッタウエイにマスターVol.がついており、残りの3つのノヴは、トーン・コントロールである。ロンのギターは、デタッチャブルに見せかけるためのフェイク・プレートがジョイント部分に取り付けられていたが、以降のモデルは、このようにすっきりとしている。同じデザインで、3V×3Tというパターンもあり、当然ジャックプレートの位置も本器のように、フロント・ジャックの場合と、サイドジャックの場合がある。全般的に90年代に入ると、ボディー厚が薄くなるため、あえてトニーはサイドジャックを嫌っている傾向も見れる。ロッド・カバーには、1984年と彫られており、ボディー・プレートの年式と異なるが、オーダー主がデポジットを払ってから、支払い完了するまで10年かかったという意味ではなくて、次のオーダーの際に、下取りにだした本ギターをトニーがあたらしいプレートをつけてリファービッシュしたとされている。オリジナルのプレートは、宝島の地図のエングレイヴで、オーダー主は、それをそのまま、次のギターに流用するよう、トニーに依頼している。
Not only guitar freaks but everyone recognizes the striking design of Round-Plate, Ron Wood’s favorite, and Zemaitis’ top of the line. Total production amounts to less than 10. Main volume-control knob on left cutaway, and 3 tone-control knobs. On Ron’s guitar, a fake plate was added on neck joint to make it look like a detachable, but not on later models. Other variations include 3 volume x 3 tone knobs, side-jack plate, or front-jack plate like this one. As body thickness gets thinner in the ’90s, side-jacks tend to be left out. Engraved year on rod cover is 1984, not matching that on body plate. This does not mean the client took 10 years from deposit payment to completion, but rather, Tony refurbished the guitar with a new plate, when the client traded it in for a new one. The original plate with a treasure island map engraving was then transferred to the new guitar, at client’s request.
ダニーが送ってくれたディスクフロントの彫金
おそらく最も有名なZemaitis Ronnのディスク
Rick Jonesも貴重なラウンドディスクのオーナー @Kailua: Hawaii
ギタマガのゼマイティス特集 布袋氏のラウンドディスク